2.13.2015

初めて知った

風の強さについてのお話しです。
いや、違うな、風速の表記についてのお話しですな。
何年か前にも風について調べたことがあったけど
そのときはとくに疑問に思わなかったorz


※いつものように自分用です。間違いがあれば教えてくださると幸いです。

AUPQ78の2/9/9:00時点の天気図を見ていたところ、
八ヶ岳付近は線が3本だったので、“風力3”やと思った。
で、「風力3って風速何mなんやろ?」と思って調べてみると、
風速3.4〜5.4m/sと、全然大したことない。

でも、なんだか腑に落ちなかったので、
自分が八ヶ岳で強風に吹かれた2014年12/30の9:00時点のAUPQ78を調べてみた。
すると、長い線が2本に短い線が1本、つまり“風力2.5”。って風速3m/s前後!?
そんなはずはない! 少なくとも強いときは10m/s以上はあったはずだ。


何かおかしい…、とうことで「風力」で検索すると「ビューフォート風力階級」ってwikiがヒット。
そこには、
>風速には相当風速(開けた平らな土地で地上10mの高さでの10分間の平均風速)を用いる。
>瞬間風速は相当風速の1.5〜2倍、またはそれ以上になることもある。
という記述が。

「瞬間風速はウンヌン」という記述についてはさもありなん、と。
年末の八で瞬間的に相当風速の2倍以上の風が吹いたと考えると、ある程度納得できる。

が、「風速には相当風速ウンヌン」って???。
相当風速=開けた平らな土地で地上10mの高さでの10分間の平均風速、なんだと。
でもAUPQ78は、ざっくりと高度3000m付近の数値を表記しているはず。
それが「地上10mn高さで」って、全くもって意味が分からん。

で、さらに調べていくと、(自分的に)驚愕の事実が判明した。
なんと風の強さを表す記号には「日本式」と「国際式」があるんだってYO!マジか。
そんなこと、今の今までまったく知らなかった。早く言ってよorz






再掲します
記号の並びは便宜上です。
風の強さによって日本式と国際式の記号を
なんとなく横に並べました。



上述したUPQ78の2/9/9:00時点の“風力3”と思っていたのは、実は風速30ノットの間違い。
1ノット≒0.5m/sなので、風速30ノットは15m/s。
“風力2.5”ってのも風速25ノットのことで、つまりは12.5m/s。

普段はヤマテンなどの天気予報で「風速00m/s」という情報を得ているので
今まで風速記号については深く考えたことがなかった。
付け焼き刃の生半可な知識は、「知らないこと」以上にマズいですな。
反省。






ちなみに、何年か前まで、磁気偏角(≒磁北)の値についても勘違いしていた。
例えば、「7.30」は単純に「7.3度」だと思っていたが、正しくは「7.5度」(十進法)。
「角度の単位は測量や航法などの分野においては標準的には度・分・秒が用いられる」
「1度=60分=3600秒」
つまり
「7.20」を十進法で表すと、7度+20/60≒7.333度
「7.30」は十進法で表すと、7度+30/60=7.500度
「7.50」は十進法で表すと、7度+50/60≒7.833度
で、あってるよね? ←間違ってたらダレか教えて!
お恥ずかしい限りです。小学校からやり直しですなorz
※PC上で磁北線を引くときに気付きました…


2 件のコメント:

  1. 凄く興味のあるレポやねぇ!
    最近つけてないけど、天気図ね…
    あれ、アナウンス聞きながら専用の用紙に転記していくやんか!
    西の風風力4とかね(´・_・`)

    風力は地上10mで測定したのをアナウンスしてるから、標高が上がれば影響を受けるものが無くなるから、そのままでは無い!
    って事は、天気図書ける人なら解ってると思うけど、じゃあ、それがどの位なん?
    って事まで解ってないと思う。
    もちろん僕もその一人やわ囧rz

    僕も調べてみるし、だいちゃんもより詳しく解明したら教えて!

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  2. ひろくん、まいど☆

    地上10mの風力と、高層(例えば700hPa)での風速との間に相関があれば簡単なんですが
    恐らく高さによる風速の変化には、さまざまな要因が絡んでくると思われるので
    ラジオ放送から起こした天気図で、高層の状況を知るのは難しいのかな、と思います。
    でも、また調べてみますね〜☆

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